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豊中市立図書館80周年&蛍池図書館リニューアル記念

書いて、描いて、創って

乾千恵さんと谷川俊太郎さん、川島敏生さんによる絵本『月人石』(福音館書店)展として、乾千恵さんの「書」と川島敏生さんの「写真」を中心に展示します。
乾さんの作品は、ほかにも書や絵画、エッセイなども展示、関連図書の紹介も行います。(お金はいりません)

なお会場スペースの都合により、展示内容は一部を除き、会場ごとに異なります。
6月14日(土曜)から6月24日(火曜)は、庄内図書館で開催中

1st 岡町図書館

期間:令和7年(2025年)4月1日(火曜)から5月6日(火曜) 
   休館日は除きます。
時間:平日は10時から19時。土日祝日は10時から17時
場所:2階フロア
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(来場者感想)
・写真、詩、書と3点が飾られていることで、より鮮明に伝わってきます。感性がすばらしい。
・絵本で見るのとはまたちがう、書の迫力にうたれました。
・世界中を旅され、多くの人々と出会われ、それらの感動体験を多様な形で表現されてられる。すばらしい人生だと感動した!
・文字の周りににじむ跡にすら力強さを感じました。特に「音」の字が好きです。
 自分にとっての「音」は確かにこういうものだと、胸にストンと落ちました。
・たまたま立ち寄ってみたら、すてきな展覧会が開かれていた。たっぷりと楽しませていただきました。
 『月人石』は書も写真もことば(文)も一体となっていて、わくわくする作品でした。中でも特に「風」が私は大好きです!
・千恵さんの世界。たのしみにして来ました。わくわく心はずみました!
・作品が図書館で見れて、よかったです。『月人石』の書の文字を見て、圧倒されました。蟻の文字が小さくて面白かったです。
・とても好きな本の元の書や写真が拝見でき、とても嬉しかったです。実際の書の大きさや線の迫力、写真の美しさは絵本とはまた違って興味深かったです。

2nd 蛍池図書館

期間:令和7年(2025年)5月10日(土曜)から5月20日(火曜)
時間:9時から21時
場所:5階図書館前スペース
蛍池図書館での展示の様子 
(来場者感想)
・とても素晴らしかったです!ありがとうございます。書も、写真も、ことばも、ひとつずつが力強く魅力的でした!
・子どもたちに読み聞かせすると、すごく反応がある本。展示いいですね!!
・素敵な作品をありがとうございます。眺めていると心が落ち着き、力も沸いてきます。
・「字」はどのように生まれてきたのか その時の原初に旅をしたように思う。字はこんなに「力」あるものと知りました。字と千恵さんに出会えて、生きかえった気がします。
・どれも素敵です。
・実際に見て、力強さ、やさしさ、書の表現のすばらしさに感動しました。これからのご活躍に期待しています。ありがとうございました。
・写真と作品の一体感も感じられ、素敵な展示でした。ありがとうございました。
・とても味のある字に引き込まれました 温かで、優しさ、たくさんの思いを持たれたお人柄を感じました。また、拝見できる機会がありますことを願っています。
・心がうごくひとときでした。これからの書、楽しみにしています。
蛍池図書館での展示の様子

3rd 千里図書館

期間:令和7年(2025年)5月24日(土曜)から6月10日(火曜)
時間:8時30分から21時(図書館フロアは10時から20時)
場所:4階図書館前スペース(メイン会場の南側エレベータホールは、17時以降、図書館フロアから出入りできなくなります)
展示内容:蛍池図書館の展示内容と一部入替えています。

(来場者感想)
・心にひびく力強い作品、元気をいただきました。私も山田洋次監督の大ファンです。
・猫や龍が良かった。生きてるみたい!!
・猫の字が一番好き。猫の姿が見えるみたいだから。
・力強い書で、気持ちがわくわくします。ポストカードを持っているので、時々、玄関のたなにかざっています。子どもが小さいころ大好きな本のひとつでした。
・思いがけず、乾さんの作品を見ることができて良かったです。写真と字、詩のハーモニーのすばらしさに、心うたれました。ありがとうございました。
・とっても良かったです!原書をみて、あらためて素晴しさを実感しました。
・やっと見に来られ、千恵さんの力強い書に励まされました。

4th 庄内図書館

期間:令和7年(2025年)6月14日(土曜)から6月24日(火曜)
時間:9時から21時
場所:1階ショコラギャラリー
関連イベント:6月18日(水曜)は庄内公民館&図書館50周年記念「絵本の世界を奏でる~インドネシアのガムランとワヤン」(14時30分から)があります。申込みはいりません。

◎乾千恵さんプロフィール

昭和45年(1970年)、大阪生まれ。
書や絵、物語やエッセイ、歌のことばをかき、童話や民話、詩を語る。音楽、芸能、美術や人びとの暮らしを訪ねて、国内各地をはじめ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカを旅して、旅行記を書いてきました。
本市とのゆかりと言えば、名誉市民の山田洋次さんとも長年にわたる交流があります。

◎おもな著書

『「風」といるひと「樹」のそばのひと』(野草社)
月人石』(福音館書店)
もじと絵』(アートン)
さかなまちいきでんしゃ』(福音館書店)
7つのピアソラ』(岩波書店)
スマントリとスコスノロ』(福音館書店)
たいようまでのぼったコンドル』(福音館書店)
おじいちゃんのトラのいるもりへ』(福音館書店)

◎案内チラシ

チラシ

◎まっすぐの、まなざし 山田洋次監督との出会い

柳田邦男さんの『砂漠でみつけた一冊の絵本』(岩波書店)に、著者と乾千恵さんとの手紙から始まる印象的なエピソードが紹介されています。このたびの巡回展を機に、乾さんから名誉市民の山田洋次さんとの交流について文章が届きました。巡回展期間中、乾さん宛ての山田さんからの私信といっしょに岡町図書館の山田洋次ライブラリーにて展示します。乾さんに許可をいただいて、こちらにも全文をご紹介いたします。
乾千恵「まっすぐの、まなざし 山田洋次監督との出会い

開催日: 2025年6月30日