私の本棚 遠藤保仁さん
「広報とよなか」2015年4月号から連載の「私の本棚」は、豊中にゆかりの著名人におすすめの本、お好きな本を紹介していただくコーナーです。隔月で掲載されます。バックナンバーはこちらへ
第7回(広報とよなか平成28年4月号掲載)
第7回は、遠藤保仁さんの登場です。
支えてくれる人の思いを力に走る姿に感動
プロのサッカー選手になったばかりの頃に、定食屋で初めて読みました。何気なく読み始め、途中からは泣きながら読んでいましたね。漫画で泣いたのはその時が初めて。お店の人には変な人と思われたかもしれませんが、ただただ感動しました。
陸上競技がテーマで、主人公が駅伝に挑戦する場面があるのですが、練習中にけがをして走れなくなってしまいます。駅伝に出場したいという主人公のため、懸命にマッサージや助言をしてくれた仲間の思いや応援を受け、どんなに苦しい状況でもあきらめないで走り続ける主人公の姿に感動しました。自分がけがをしたときもたくさんの人に励ましてもらったことを思い出し、胸が熱くなります。
サッカーでも、裏で支えてくれる人がいるからプレーに集中でき、応援してくれる市民の皆さんがいるから苦しいときでもがんばれます。そういった人の思いに応えるためにも、これからも全力でプレーを続けます。
思い出の一冊
遠藤 保仁(えんどう やすひと)
プロサッカー選手。昭和55(1980)年、鹿児島県生まれ。2001年にガンバ大阪へ移籍し、チームをけん引。日本代表の試合出場数は152試合で、現在国際Aマッチ出場数最多記録保持者。
文中で紹介された本
図書館展示コーナーのご案内
そのほかのお勧め本
遠藤保仁さんは、酒井雄哉『がんばらなくていいんだよ』や『グアルディオラのサッカー哲学』もお気に入り。
遠藤保仁さん著書や遠藤保仁さんに関する本
遠藤保仁さんのお薦め本は、4月の野畑図書館(春日町)をスタートとして、各図書館内にある展示スペースに特設コーナーを設けて紹介します。
図書館巡回展示
平成28年4月 野畑図書館
5月 千里図書館
6月 岡町図書館
7月 服部図書館
8月 高川図書館
9月 庄内幸町図書館
10月 庄内図書館
11月 東豊中図書館
12月 蛍池図書館