私の本棚 押尾コータローさん
「広報とよなか」2015年4月号からから連載の「私の本棚」は、豊中にゆかりの著名人におすすめの本、お好きな本を紹介していただくコーナーです。隔月で掲載されます。
第3回(広報とよなか平成27年8月号掲載)
第3回は、押尾コータローさんの登場です。
生きている今を大切にすることを教えてくれる
手塚治虫さんのマンガは子どものころから大好きで、数々の作品を読んでいますが、『火の鳥』を読んだのは大人になってからでした。「黎明編」や「未来編」などさまざまな物語があって、それぞれ完結しているのですが、どこかで全てがつながっているんです。読むごとに心に響く箇所があり、僕は何度も読みました。アニメ作品にもなっているので、知っている人も多いと思いますが、ぜひ原作を読んでほしいです。
どの物語でも"永遠の命"がテーマになっていて、それを求める人間たちが、矛盾しているけど命をかけて火の鳥を追う。人間の本質や、弱い部分も描かれていて、全編通して伝えたいことは、命の大切さや生きている今を大切にすることなんです。マンガと一言でいっても、心に残る素晴らしい作品はたくさんあると思います。
僕の音楽も、そうありたい。これからもギターに精いっぱいの愛をこめて音を奏でたいです。
手塚治虫さんのマンガは子どものころから大好きで、数々の作品を読んでいますが、『火の鳥』を読んだのは大人になってからでした。「黎明編」や「未来編」などさまざまな物語があって、それぞれ完結しているのですが、どこかで全てがつながっているんです。読むごとに心に響く箇所があり、僕は何度も読みました。アニメ作品にもなっているので、知っている人も多いと思いますが、ぜひ原作を読んでほしいです。
どの物語でも"永遠の命"がテーマになっていて、それを求める人間たちが、矛盾しているけど命をかけて火の鳥を追う。人間の本質や、弱い部分も描かれていて、全編通して伝えたいことは、命の大切さや生きている今を大切にすることなんです。マンガと一言でいっても、心に残る素晴らしい作品はたくさんあると思います。
僕の音楽も、そうありたい。これからもギターに精いっぱいの愛をこめて音を奏でたいです。
思い出の一冊
![]() 写真は、朝日新聞社に無断で転載することはできません |
![]() 押尾コータロー (おしお こーたろー) 豊中市在住。平成14年(2002)にアコースティックギタリストとして日本と全米でメジャーデビュー。1本のギターで弾いているとは思えないギタープレイは国や世代を超えて多くの人々の支持を受けている。 押尾コータローさんのCDはこちら 押尾コータローさんの楽譜はこちら |
押尾コータローさん そのほかのお勧め本
星新一さんの「ショートショート」もお気に入り。
星新一さんの「ショートショート」もお気に入り。
図書館展示コーナーのご案内
お勧めの本は、8月の千里図書館をスタートとして各図書館内にある展示スペースに特設コーナーを設けて紹介します。巡回展示の予定は下記のとおりです。詳細は各図書館にお問い合わせください。図書館巡回展示
| 8月 | 千里図書館 |
| 9月 | 野畑図書館 |
| 10月 | 蛍池図書館 |
| 11月 | 岡町図書館 |
| 12月 | 服部図書館 |
| 1月 | 高川図書館 |
| 2月 | 庄内幸町図書館 |
| 3月 | 庄内図書館 |
| 4月 | 東豊中図書館 |
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