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資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
請求番号 |
資料種別 |
配架場所 |
帯出区分 |
状態 |
貸出
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1 |
千里 | 210082129 | 002/ミ/ | 一般図書 | 成人室 | | 在庫 |
○ |
関連資料
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書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1003000707199 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界 |
書名ヨミ |
ミライ タンキュウ ニセンゴジュウ |
副書名 |
東大30人の知性が読み解く世界 |
副書名ヨミ |
トウダイ サンジュウニン ノ チセイ ガ ヨミトク セカイ |
著者名 |
東京大学未来ビジョン研究センター/編
|
著者名ヨミ |
トウキョウ ダイガク ミライ ビジョン ケンキュウ センター |
出版者 |
日経BP日本経済新聞出版本部
|
出版年月 |
2021.3 |
ページ数 |
355p |
大きさ |
21cm |
ISBN |
4-532-35878-5 |
ISBN |
978-4-532-35878-5 |
分類記号 |
002
|
内容紹介 |
宇宙・生命の真理はどこまで解明されるのか? イノベーションは私たちの生活をどう変える? 東京大学の研究者30人が、文系・理系さまざまな研究分野の最先端と未来をわかりやすく紹介する。 |
件名1 |
学問
|
(他の紹介)内容紹介 |
数学で“時”を捉えられるだろうか?ニュートンは決定論的な宇宙の中に時を封じ込め、ポアンカレは世界の複雑性の中に時のダイナミズムを再発見し、ルネ・トムは「形」によって時を捉えようとしたが、時の本性はいつも数学者たちの手をすり抜ける―。たゆみなく流れているはずの時が運動と軌跡の内部に組み込まれてしまう第一章。物理世界の随所に潜む無秩序と計算不可能性が発見されるとともに、根本的に新しい時のイメージが浮上する第二章。時を捉えるもう一つの数学として、発表当時センセーショナルに関心を呼んだカタストロフ理論を、その限界とともに鮮やかに振り返る第三章。そして最終章では、時の物理数学と文学が思いもよらない形で結びつく。この世界の変転は計算し尽くせない。だからこそ、時の本性を捉えることは数学者たちの見果てぬ夢であり続ける。数学書の優れた書き手として知られるエクランドの著書のなかでも、時の形象という絶妙なテーマに沿って書かれた本作は、フランスでジャン・ロスタン賞を受賞し、日本語以外に9ヵ国語に翻訳されている珠玉作だ。 |
(他の紹介)目次 |
第1章 天球の音楽(ケプラーの法則 天体力学 古典的決定論) 第2章 砕けた水晶玉(不可能な計算 ポアンカレの仕事 決定論的でありながらランダム ほか) 第3章 帰ってきた幾何(注意書き 散逸系 カタストロフ ほか) 第4章 終わりと始まり |
(他の紹介)著者紹介 |
エクランド,イーヴァル パリ第9パリ・ドフィーヌ大学エメリタス教授。1944年、パリ生まれ。CNRS研究員を経て、1970年から2002年まで、パリ第9大学を中心に数学科の教授を務め、エコール・ポリテクニーク、サン・シール陸軍士官学校などでも教鞭をとる。1989年から1994年まではパリ第9大学学長、2003年から2011年にはカナダのブリティッシュ・コロンビア大学教授、パシフィック数理科学研究所所長も務めた。1996年、ベルギー王立科学アカデミーグランプリを受賞。1997年よりノルウェー科学アカデミー会員。関心は幾何学、力学からゲーム理論、経済学まで幅広い。一般向けの著書の質の高さにも定評があり、『予測可能性、あるいは計算の魔―あるいは、時の形象をめぐる瞑想』でジャン・ロスタン賞を受賞し、『偶然とは何か―北欧神話で読む現代数学理論全6章』でダランベール賞を受賞。これらの著作は多言語に翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 南條 郁子 翻訳者。お茶の水女子大学理学部数学科卒業。訳書にイーヴァル・エクランド『偶然とは何か』(創元社、2006)、『数学は最善世界の夢を見るか?―最小作用の原理から最適化理論へ』(みすず書房、2009)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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内容細目
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1 なぜ未来を学問するのか
本書のアプローチ
9-45
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2 まだ見ぬ「脳のフロンティア」を開拓したい
脳神経科学
48-55
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池谷 裕二/述
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3 幼少期に開閉する「脳の窓」を解明
神経科学
56-65
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ヘンシュ貴雄/述
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4 私たちの身体の成り立ちを観て、識って、操る
再生医学
66-73
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伊藤 暢/述
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5 ロドプシンが拓くタンパク質科学の地平
生物化学
74-83
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井上 圭一/述
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6 生命はフクザツケイ メダカが教えてくれた見方
放射線生物学
84-91
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尾田 正二/述
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7 ウイルス感染症を制圧することは可能か
ウイルス学
92-99
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河岡 義裕/述
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8 「健康づくり」は人と社会の接点 科学的アプローチ
公衆衛生学
100-107
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橋本 英樹/述
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9 リスクと未来の社会
リスク研究
108-115
-
ヘン イークァン/述
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10 変わり続ける中国の実像を発信
中国経済
116-125
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伊藤 亜聖/述
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11 途上国の貧困問題が全て無くなる、その日まで
開発経済学
126-133
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高崎 善人/述
-
12 食欲が満たされた人類、食は「倫理的消費」へ
農業経済学
134-143
-
中嶋 康博/述
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13 人新世の食のカタチ・生きもののカタチ
環境倫理学
144-153
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福永 真弓/述
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14 日本の中世史から見えてくる人間の歴史の行方
日本史
154-161
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本郷 和人/述
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15 日本人の目と感性で捉える西洋近代美術
美術史
162-169
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三浦 篤/述
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16 温故知新、未来社会で蘇る仏教的思考
仏教学
170-177
-
馬場 紀寿/述
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17 社会をデータ駆動に変えるデータ工学
データ工学
178-187
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喜連川 優/述
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18 「人を幸せにするユビキタス」とは何か
情報ネットワーク
188-195
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川原 圭博/述
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19 情報通信が変えゆく社会の課題を腑分けする
憲法学
196-203
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宍戸 常寿/述
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20 ジャーナリズムのあり方の研究を通じて社会貢献
ジャーナリズム研究
204-211
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林 香里/述
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21 ロボットの概念を変えるソフトロボティクス
ロボット研究
212-221
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新山 龍馬/述
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22 素粒子実験で宇宙の成り立ちを解明
素粒子物理学実験
222-231
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早戸 良成/述
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23 地球のダイナミクスの解明と、火山との共生
火山物理学
232-239
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市原 美恵/述
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24 地球規模の雨や雲のメカニズムを解明
気象学
240-247
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高薮 縁/述
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25 見えない電子や原子の世界を可視化する
計算化学
248-257
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ローツステット・エリック/述
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26 超弦理論で世界の基本法則を解き明かす
素粒子物理学
258-265
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大栗 博司/述
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27 今までの数学では解けない世界を切り拓く
可積分系
266-273
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ウィロックス・ラルフ/述
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28 望ましい姿と現実の境目に立って警鐘を鳴らす
教育社会学
274-283
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本田 由紀/述
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29 社会的格差、その生成メカニズムの解明
社会学
284-293
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白波瀬 佐和子/述
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30 誰もがそれぞれの困難を抱えた「当事者」
当事者研究
294-301
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熊谷 晋一郎/述
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31 一人ひとりの「違い」こそ、人間と社会の価値
国際精神保健・人権政策
302-311
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井筒 節/述
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32 30の未来像から見えること
314-320
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33 インクルーシブ・グロースの時代
大学が社会変革を駆動する
321-352
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五神 真/述 藤原 帰一/述
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