蔵書情報
この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。
書誌情報サマリ
書名 |
カフカ式練習帳
|
著者名 |
保坂 和志/著
|
著者名ヨミ |
ホサカ,カズシ |
出版者 |
文藝春秋
|
出版年月 |
2012.4 |
この資料に対する操作
電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。
資料情報
各蔵書資料に関する詳細情報です。
No. |
所蔵館 |
資料番号 |
請求番号 |
資料種別 |
配架場所 |
帯出区分 |
状態 |
貸出
|
1 |
千里 | 004814075 | 913.6/ホサ/ | 一般図書 | 成人室 | | 在庫 |
○ |
2 |
野畑 | 004810024 | 913.6/ホサ/ | 一般図書 | 成人室 | | 在庫 |
○ |
関連資料
この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。
書誌詳細
この資料の書誌詳細情報です。
タイトルコード |
1002000362557 |
書誌種別 |
図書 |
書名 |
カフカ式練習帳 |
書名ヨミ |
カフカシキ レンシュウチョウ |
著者名 |
保坂 和志/著
|
著者名ヨミ |
ホサカ,カズシ |
出版者 |
文藝春秋
|
出版年月 |
2012.4 |
ページ数 |
397p |
大きさ |
20cm |
ISBN |
4-16-381330-1 |
ISBN |
978-4-16-381330-1 |
分類記号 |
913.6
|
内容 |
内容:隣りの空き地に夏なのに厚いコートを着た男が 前々から一度、うちに遊びに来たいと言っていた山下君が その家は空間というより配置であり 夜中に山梨を出た引越しの車とトラックは 駅までの道に「山田」「岡本」と 高校時代の忘れがたい出来事。夜おそく 今では宅地造成されて跡形もなくなってしまった 昼食が終わると午後一時、ひと昔前は 私より若いとはいえ四十代であることは間違いない ハイチの子どもたちの話が正月に 土曜の午後、郊外を走る私鉄の特急が なぜこのようなわずらわしい仕事を引き受けるはめに 夜、荒川修作の名前を見て、今朝方 うちの手前は廃屋だ。酔っ払って 『コロンブス航海誌』より 宮澤賢治「詩ノート」付録「生徒諸君に寄せる」より ここでキルケゴールの警告は注目に値する あそこの電柱のてっぺんに止まるカラス。あのカラスは いったい何年ぶりなのか。思いがけない再会の途端に 妻の洋子が帰ると私はテレビを点けたまま 「あなたの連載を読んで地図を描きました」と パソコンのハードディスクの容量をあらわす単位が 駅の券売機の端に、足元を少し交差させ -今日はどんな人と遭った? |
内容紹介 |
文豪カフカにならい記される小説の未刊の断片、数々の引用から紡ぎ出される思考の軌跡、そして作家の日常が絡まる、未知の小説世界。『文學界』2010年1月〜2011年12月号掲載を書籍化。 |
著者紹介 |
1956年山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。「草の上の朝食」で野間文芸新人賞、「この人の閾」で芥川賞、「季節の記憶」で谷崎潤一郎賞と平林たい子文学賞を受賞。 |
(他の紹介)内容紹介 |
扉を開けると、小説、夢、会話、猫やカラス、雑多な抜き書き、廃屋、日記、宇宙論の断片があふれ出す。天窓の上を風が吹く。木の枝が揺れる。カラスが戦う。文学はこんなにも唐突だ。断片からなる長篇。 |
(他の紹介)著者紹介 |
保坂 和志 1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。90年『プレーンソング』でデビュー。93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年『この人の閾(いき)』で芥川賞、97年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
書店リンク
書店リンク
オンライン書店にてこの本を購入できるか調べることができます。
|
内容細目
-
1 隣りの空き地に夏なのに厚いコートを着た男が
7-21
-
-
2 前々から一度、うちに遊びに来たいと言っていた山下君が
22-40
-
-
3 その家は空間というより配置であり
41-58
-
-
4 夜中に山梨を出た引越しの車とトラックは
59-75
-
-
5 駅までの道に「山田」「岡本」と
76-91
-
-
6 高校時代の忘れがたい出来事。夜おそく
92-106
-
-
7 今では宅地造成されて跡形もなくなってしまった
107-122
-
-
8 昼食が終わると午後一時、ひと昔前は
123-137
-
-
9 私より若いとはいえ四十代であることは間違いない
138-153
-
-
10 ハイチの子どもたちの話が正月に
154-168
-
-
11 土曜の午後、郊外を走る私鉄の特急が
169-183
-
-
12 なぜこのようなわずらわしい仕事を引き受けるはめに
184-198
-
-
13 夜、荒川修作の名前を見て、今朝方
199-213
-
-
14 うちの手前は廃屋だ。酔っ払って
214-228
-
-
15 『コロンブス航海誌』より
229-245
-
-
16 宮澤賢治「詩ノート」付録「生徒諸君に寄せる」より
246-261
-
-
17 ここでキルケゴールの警告は注目に値する
262-276
-
-
18 あそこの電柱のてっぺんに止まるカラス。あのカラスは
277-291
-
-
19 いったい何年ぶりなのか。思いがけない再会の途端に
292-305
-
-
20 妻の洋子が帰ると私はテレビを点けたまま
306-322
-
-
21 「あなたの連載を読んで地図を描きました」と
323-338
-
-
22 パソコンのハードディスクの容量をあらわす単位が
339-353
-
-
23 駅の券売機の端に、足元を少し交差させ
354-369
-
-
24 -今日はどんな人と遭った?
370-392
-
前のページへ