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書誌情報サマリ

書名

<種>の超克　 生命の再生産とその欺瞞 　 講談社選書メチエ 832

著者名 丹野 さきら／著
著者名ヨミ タンノ,サキラ
出版者 講談社
出版年月 2025.11

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No. 所蔵館 資料番号 請求番号 資料種別 配架場所 帯出区分 状態 貸出
1 野畑009840661114.2/ﾀ/一般図書成人室　在庫  ○

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書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード 1003001100278
書誌種別 図書
書名 <種>の超克　 生命の再生産とその欺瞞 　 講談社選書メチエ 832
書名ヨミ シュ ノ チョウコク(コウダンシャ センショ メチエ)
副書名 生命の再生産とその欺瞞
副書名ヨミ セイメイ ノ サイセイサン ト ソノ ギマン
著者名 丹野 さきら／著
著者名ヨミ タンノ,サキラ
出版者 講談社
出版年月 2025.11
ページ数 289p
大きさ 19cm
ISBN 4-06-541580-1
ISBN 978-4-06-541580-1
分類記号 114.2
内容紹介 「生むこと」は「人類の存続」「社会の繁栄」「種の繁殖」といった大義の前では「当たり前に必要なこと」なのか? その「当たり前」を問いに付し、マルクスに立ち返りながら、フォイエルバッハや田辺元の思想を再検討する。
著者紹介 宮城県生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻修了。明治学院大学社会学部付属研究所研究調査員。河上肇賞奨励賞受賞。著書に「高群逸枝の夢」がある。
件名1 生命

(他の紹介)内容紹介 親から子が生まれ、その子が成長して親となり、子が生まれる世代の連鎖。「死者の生まれ変わり」としての生者というイメージ。昨今取り沙汰されることの多くなった「少子化問題」。―これらはみな「生命の再生産」や「生むこと」と結びついている。だが、「生むこと」は「人類の存続」、「社会の繁栄」、「種の繁殖」といった大義の前では「当たり前に必要なこと」なのか？その「当たり前」を問いに付し、マルクスに立ち返りながらフォイエルバッハや田辺元の思想を再検討する渾身の論考。著者待望の新著、満を持してここに刊行。
(他の紹介)目次 序章
第一章　「息子たちは父をもたない」（誕生以前の生き物は己の生まれる夢を見るか？
父でなく、父たること
二人のルイ）
第二章　資本、父と子、自己増殖（算術への反乱
自己増殖する怪物
再生産論再考
「人類の不死性」をめぐる対話
「神学者」マルクス）
第三章　労働の彼方（宿命の名の下に―自然と人間の物質代謝
時間の弁証法
「自由の国」の必然性
労働は永遠に？
幽霊的労働）
第四章　種と性とフォイエルバッハ（二人の「類」（１）―マルクス
二人の「類」（２）―フォイエルバッハ
種としての個体
想像の集合体
「超人への橋」、種の終わり）
第五章　幼虫の形態学（「人間の生成」
田辺元、否定のロンド
運命の夜、偶然の星
種のメタモルフォーゼ
出会いの系譜学）
(他の紹介)著者紹介 丹野 さきら
　１９７６年、宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部（日本史学専修）卒業。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻修了。博士（学術）。現在、明治学院大学社会学部付属研究所研究調査員。専門は、日本近代思想史・社会思想。主な論文に、「真珠採りの詩、高群逸枝の夢」（２００６年、河上肇賞奨励賞）ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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